今年こそはと、足立区の花火大会「足立の花火」の開催を願うてるてる坊主が、28日まで区役所に飾られている。この大会は、熱中症対策として開催時期を7月から5月末に早めた後、昨年まで2年連続で荒天のため中止となっている。今年は30日に開催予定であり、三度目の正直となるか、願いが天に届くのか注目される。
短冊に込められた願い
区役所中央館の玄関を入ると、右手奥に「上がれ! 足立の花火」と書かれた看板とともに、赤や青、黄色など色とりどりのてるてる坊主が並んでいる。これらは、先週末の16日と17日に区の複合施設「ギャラクシティ」を訪れた人々や、週明け以降に区役所に来た人々が作成したものである。
一緒に飾られた短冊には、「花火大会いけますように」「はれてはなびみれますように」といった願い事が書かれている。中には、「テストで100点取りたい」という願いや、「その時点で最善を尽くし、後悔せず」と達観した思いを綴った短冊も見られた。
住民の声
区役所を訪れ、てるてる坊主を飾った大塚美夏さん(52)は、「家から花火が見えるので、今年こそは開催してほしい。暑さが和らぐ11月や、空気が澄んで昼間に富士山がきれいに見える1月や2月の開催も検討しても良いのでは」と話した。
大会の詳細
「足立の花火」の会場は、荒川河川敷(東京メトロ千代田線鉄橋から西新井橋の間)で、午後7時20分から約1時間にわたり、1万3000発の花火が打ち上げられる予定である。
区役所では、多くの来訪者がてるてる坊主を作り、願いを込めている。昨年までの2年間は悪天候により中止を余儀なくされたが、今年は晴天に恵まれ、無事に開催されることを願う声が多数寄せられている。関係者は、準備を進めつつ、天候の推移を注視している。



