千葉県の市川市動植物園で、本格的な暑さを前に、飼育されているアルパカ6頭の毛刈りが実施されました。南米ペルーなどの涼しい高地を原産とするアルパカは、湿気の多い日本の夏が苦手で、自ら毛が抜け替わらないため、毎年この時期に飼育員が毛を刈り取っています。
園と牧場の職員が協力して実施
25日に行われた毛刈りには、市川市動植物園と山古志アルパカ牧場(新潟県長岡市)の職員が協力。体重45~60キロほどのアルパカを一頭ずつ寝かせ、専用のバリカンを使って胴体や脚、首などをリズムよく刈り進めました。最初は抵抗していたアルパカも次第におとなしくなり、約40分ですっきりとした姿になりました。
担当飼育員は「手触りが毛布から高級なじゅうたんになったようで、涼しそう」と話しています。一頭につき約2キロ刈り取られた毛は、キーホルダーなどの商品に加工され、園内で販売される予定です。
エコー検査で2頭の妊娠が判明
今年は毛刈り後のエコー検査で、6頭のうち2頭の妊娠が判明しました。順調に育てば、秋には可愛い赤ちゃんアルパカが誕生する見込みです。園では引き続き、アルパカたちの健康管理に努めるとしています。
市川市動植物園では、この時期の毛刈りが恒例行事となっており、訪れる家族連れなどが見守る中、無事に作業は終了しました。



