熊本県営野球場の移転再整備を巡り、熊本市の大西一史市長は29日、移転先の候補地を市内で選定し、県の公募に応募する考えを明らかにした。市は今年度、適地調査や市民アンケートを実施しており、6月市議会定例会で調査結果などについて報告する方針だ。
市長の意向表明
29日の定例記者会見で、大西市長は市内で候補地を複数検討していることを明かし、「議会での意見を踏まえて応募したい」と述べ、県の公募に応じる意向を示した。市内に誘致する意義については、「交通アクセスが良く、多くの皆さんが集まりやすいことも非常に重要だ」と強調した。
公募の経緯と地域の動き
同球場を巡っては、県が昨年9月に移転再整備の方針を公表し、7月24日まで公募を受け付けている。市には、東、西、南区の地域住民らが区内への誘致を要望していた。市長はこれらの要望を踏まえつつ、複数の候補地を比較検討していると説明。今後の市議会での議論を経て、正式な応募に至る見通しだ。
県営野球場の老朽化が進む中、移転再整備は長年の課題となっている。新球場の建設には多額の費用が見込まれ、立地選定が重要な焦点となっている。市は市民の利便性を重視し、アクセス良好な場所を候補として挙げている。



