栃木県上三川町の住宅で女性が殺害された事件に関与した疑いで、強盗殺人容疑により公開手配された益田和彦容疑者(48)について、佐賀県内のタクシー会社は5月30日、13年前まで同社に勤務していた乗務員である可能性が高いと明らかにした。同社は社長名でコメントを発表し、「大変驚いている」と述べた。
タクシー会社の見解
同社によると、公開された氏名や年齢、顔写真などを基に、益田容疑者が2013年7月まで在籍していた乗務員と判断したという。この人物は「一身上の都合」で退職しており、その後の消息については「何も知らず、一切関わりはない」と説明。勤務中のトラブルについては「13年以上前のため明確ではない」としている。
元利用客の証言
15年ほど前にこの人物のタクシーを頻繁に利用していたという男性は、「頭の回転が速い印象だった。乗車時に仕事の雑用を手伝ってくれたこともあり、客から指名されることも多い運転手だった。公開手配されたと知り、驚いた」と語った。
事件の概要
栃木県警と神奈川県警の合同捜査本部によると、益田容疑者は既に逮捕された無職の竹前海斗容疑者(28)ら6人および氏名不詳の者と共謀し、14日午前9時23分から28分ごろ、住宅に侵入して金品を物色。住人の会社役員、富山英子さん(69)を凶器で刺し殺害した疑いが持たれている。
捜査関係者によれば、益田容疑者は事件の首謀者的な役割を担っていた可能性があり、警察は行方を追っている。



