宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、2027年に日本人宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在させる計画を正式に発表した。滞在期間は約6カ月を予定しており、月探査に向けた実験や技術実証などを行う。
計画の概要
JAXAによると、今回の長期滞在は、日本が参加する国際的な月探査計画「アルテミス計画」の一環として位置づけられる。宇宙飛行士はISSで、月面での活動を想定した機器の試験や、宇宙放射線の影響評価などの実験を実施する。
選抜と訓練
搭乗する宇宙飛行士は、JAXAが現在選抜中の新規宇宙飛行士候補者の中から選ばれる見通しだ。選抜後、約2年間の基礎訓練を経て、ISS長期滞在に必要な高度な訓練を受ける。
期待される成果
JAXAの担当者は「このミッションは、日本の宇宙技術の向上に大きく貢献する。また、若い世代に宇宙への関心を高めるきっかけとなることを期待している」と述べた。
日本の宇宙開発の歩み
日本はこれまで、若田光一氏や野口聡一氏など多くの宇宙飛行士をISSに派遣してきた。今回の長期滞在計画は、日本の宇宙開発における新たな一歩となる。
打ち上げは2027年を予定しており、使用する宇宙船は米国のスペースX社のクルードラゴンが候補となっている。



