北朝鮮、イランの新指導者選出を「尊重」 体制転換の試みは「容認できず」と表明
北朝鮮外務省報道官は10日、殺害されたイランの最高指導者アリ・ハメネイ師の後継者として次男モジタバ・ハメネイ師が選出されたことについて、「イラン国民の権利と選択を尊重する」との見解を明らかにしました。同時に、内政干渉を通じて体制転換を試みる行為は「容認できず、糾弾されるべきだ」と強く批判しました。
米国とイスラエルの軍事行動に「重大な懸念」
報道官はさらに、米国とイスラエルが「不法な軍事的攻撃」を実施したことについて、「侵略行為に重大な懸念を示す」と指摘しました。ただし、トランプ米大統領を名指しで批判することは避け、より一般的な表現を用いました。この声明は、朝鮮中央通信が11日に報じたものです。
戦略巡航ミサイルの試射を確認
関連して、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は10日、戦略巡航ミサイルの試射を確認しました。この場面には、前列右に金正恩総書記、同左に娘が並んでおり、朝鮮中央通信を通じて共同で配信されました。このミサイル試射は、米国と韓国に対する対抗措置としての意図が示唆されています。
北朝鮮の今回の声明は、イランの新指導者選出を支持するとともに、外国による内政干渉を強く拒否する姿勢を明確にしました。これは、国際社会における自国の立場を強化し、同盟関係を維持するための戦略的な動きと見られています。



