ロンドンでウクライナ終戦を祈る集会が開催 前軍総司令官の駐英大使が支援に謝意
ロシアのウクライナ侵略開始から4年を迎えた2026年2月24日、ロンドン中心部のトラファルガー広場で、戦争終結を願う大規模な集会が開かれました。避難民や英国市民が広場を埋め尽くし、ウクライナと英国の国旗がはためく中、「ウクライナに栄光あれ」のシュプレヒコールが響き渡り、平和への強い願いが示されました。
前軍総司令官の駐英大使がステージで支援に感謝
前ウクライナ軍総司令官で、現在は駐英大使を務めるザルジニー氏がステージに立ち、集会参加者に向けてスピーチを行いました。ザルジニー大使は「私たちが生き抜いているのは、独りではないからだ」と述べ、国際社会からの継続的な支援に深い謝意を表明しました。この言葉は、ウクライナが直面する困難な状況の中で、連帯の重要性を強調するものでした。
避難民らが母国の人々に思いを寄せて祈りをささげる
集会に先立ち、ロンドンでは午前中にカトリックの大聖堂で礼拝が営まれ、避難民ら数百人が参加して黙とうを捧げました。ロシアによるインフラ攻撃で電力不足が深刻化し、厳しい寒さに耐え続けるウクライナの人々に思いを寄せ、参加者たちは電気を消したまま祈りをささげました。この光景は、戦争の影響が遠く離れた地にも及んでいることを痛感させます。
避難民の声:家族への思いと国際社会への訴え
2022年6月にウクライナ西部から3人の子供と共に逃れてきたナタリア・ルシンコさん(48)は、集会で涙ながらに心情を語りました。彼女の夫は東部ドネツク州の前線近くに派兵されており、「夫に会いたい。故郷が恋しい」と切実な思いを明かしました。さらに、ナタリアさんは「勝利を願っているが戦況は厳しい。国際社会は軍事支援とロシアへの制裁を強化してほしい」と訴え、継続的な国際的支援の必要性を強調しました。
この集会は、ウクライナ戦争が長期化する中、世界中で平和を求める声が高まっていることを示す象徴的なイベントとなりました。参加者たちは、戦争の早期終結とウクライナの人々の安全を願い、連帯のメッセージを発信し続けています。



