トランプ政権がイラン発電所攻撃を再警告 和平交渉でウラン濃縮ゼロなど6項目要求
米国のトランプ政権は3月22日、イランに対してホルムズ海峡の開放を要求し、これに応じない場合にはイランの発電所を攻撃すると重ねて警告しました。この動きは、中東情勢における緊張の高まりを示しており、米政権が和平交渉に向けた初期段階の議論を開始し、ウラン濃縮ゼロを含む6項目の要求をイランに突きつけていると報じられています。
米国連大使が発電所攻撃の可能性を言及
マイク・ウォルツ米国連大使は、CBSニュースの番組で、イランが海峡開放の要求を受け入れない場合について言及しました。彼は「トランプ米大統領は、イラン最大の発電所の一つを破壊することから始めるだろう」と述べ、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」が電力インフラを支配し、戦争に利用していることを理由に、正当な攻撃目標になると主張しました。
和平交渉の準備と間接的な接触
米ニュースサイトのアクシオスは、米当局者の話として、トランプ政権がイランとの和平交渉を模索するため、エジプト、カタール、英国を介して間接的にイランと接触していると報じました。今後2~3週間は戦闘を継続し、その間に交渉準備を整える考えだとされています。
報道によると、米国の要求には以下の6項目が含まれています。
- ウラン濃縮をゼロにすること
- ミサイル計画を5年間停止すること
- 核施設を廃止すること
- ミサイル保有数を1000発以下に制限する軍備管理条約を周辺国と締結すること
- 地域の親イラン勢力への資金提供を停止すること
スティーブン・ウィトコフ中東担当特使や、トランプ氏の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏が、イランとの交渉準備に関わっていると伝えられています。
この一連の動きは、トランプ政権がイランに対して圧力を強め、中東地域の安定を図ろうとする姿勢を明確に示しています。国際社会では、このような警告と要求が、今後の外交交渉や地域情勢にどのような影響を与えるか注目が集まっています。



