モディ首相がイスラエル訪問、国会演説で連携を強調
インドのナレンドラ・モディ首相が25日、イスラエルを公式訪問し、エルサレムのイスラエル国会で演説を行いました。これは、インドの首相として初めての訪問となる2017年以来の出来事であり、両国間の関係強化を象徴する重要な機会となりました。
安全保障と貿易での協定締結へ
訪問中、モディ首相はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と会談し、26日に安全保障や貿易を巡る協定が交わされる予定であることを明らかにしました。これにより、防衛技術や経済分野での連携がさらに深まることが期待されています。
演説では、モディ首相が2023年10月のハマスによる奇襲に触れ、「インドはこの瞬間も、この先も確信を持ってイスラエルと共に立つ」と述べ、不確実な世界における信頼できる同盟の重要性を強調しました。また、「防衛と安全保障は重要な柱だ」と付け加え、両国間の強固な関係をアピールしました。
ネタニヤフ首相の歓迎と協力への意欲
これに対し、ネタニヤフ首相は「我々は、全人類と自由な国家を脅かすイスラム過激派に直面し、鉄の同盟を築く」と宣言し、安全保障や貿易、エネルギー、人工知能など広範な分野での協力強化に意欲を示しました。モディ首相の訪問を歓迎し、空港での出迎えや夕食会を開くなど厚遇しました。
両国間の関係強化は、インドが中国やパキスタンに対抗する上でイスラエルの先端技術を重視する一方、イスラエルが中東で友好国を持つことが防衛戦略上重要であるという背景があります。この訪問は、国際情勢における戦略的パートナーシップの深化を反映しています。



