米イラン暫定合意「覚書」、トランプ氏が修正要求
2026年5月31日、米ニュースサイト・アクシオスは、トランプ米大統領がイランとの戦闘終結に向けた暫定合意「覚書」の修正を要求したと報じた。この情報は、米当局者2人の話として伝えられたもので、修正要求は主にイランの核開発計画に関連する部分とされている。
覚書の内容とトランプ氏の懸念
アクシオスによると、覚書には両国が60日間の停戦を延長した上で、イランの高濃縮ウランの処分方法を協議する内容が含まれている。しかし、トランプ氏は最終承認を見送った。政権高官は、濃縮ウランを米国がいつ、どのように入手するかについて具体化が必要との見方を示した。
さらに、トランプ氏はホルムズ海峡の開放に関する部分についても修正を求めた。イランから回答を得るまでに3日間かかるとの見通しがトランプ氏に伝えられたとされている。
米軍の軍事行動
これに関連し、米中央軍は5月30日、オマーン湾でイランの港に向かっていたガンビア船籍の商船にミサイルを発射したと発表した。米側は、この商船が5月29日、20回以上の警告にもかかわらず封鎖突破を試みたと説明している。
イラン側の反応
一方、イラン側が「覚書」の合意に応じるかは不透明なままだ。最高指導者モジタバ・ハメネイ師の顧問で、精鋭軍事組織「革命防衛隊」の元司令官モフセン・レザイ氏は5月30日、自身のSNSで「(米国が)海上封鎖を継続し、交渉で過剰な要求をしている」と主張した。
このように、米イラン間の暫定合意を巡る動きは依然として流動的であり、今後の展開が注目される。



