トランプ大統領は5月30日、米国建国250年を祝う記念コンサートに出演予定だった歌手らが相次いで出演を辞退したことを受け、彼らを「三流アーティスト」などと激しく非難するとともに、コンサートの代わりに自らが演説を行う方針を明らかにした。
コンサート開催の経緯と出演辞退の波紋
一連の記念行事は、ホワイトハウス主導で設立された官民連携組織「フリーダム250」が主催。ワシントンの連邦議会議事堂に面するナショナルモールで、6月下旬から7月上旬にかけて開催される予定だった。ロイター通信によると、コンサートには9組の歌手が出演を予定していたが、これまでに5人が「超党派の祝典ではない」などの理由で出演を辞退した。
トランプ氏の反応と今後の方針
これに対し、トランプ氏は自身のSNSで、自分は「ギターなしで全盛期のエルビス・プレスリーよりもはるかに多くの観客を集める」と主張。コンサートに代えて「米国が戻ってきた集会」を開催し、そこで「国を鼓舞する重要な演説を行う」と表明した。トランプ氏は、辞退した歌手らを「才能のない三流アーティスト」とこき下ろし、自身の演説で観客を魅了すると強調した。
この動きに対し、超党派性を重視する一部の議員や市民からは、建国記念行事を政治的な集会に利用することへの懸念の声も上がっている。一方で、トランプ氏の支持者からは、彼のリーダーシップを称賛する声が聞かれる。今後の展開が注目される。



