自民党は、岸田文雄首相の総裁任期満了(9月末)前に総裁選を実施する方向で調整を開始した。複数の党関係者が31日、明らかにした。9月に前倒しする案が浮上しており、党内では早期の政局安定を図る狙いがあるとみられる。
前倒しの背景
岸田首相の任期は9月30日までだが、総裁選をその前に実施することで、新たなリーダーの下で臨時国会や重要政策に臨む体制を整えたい考えだ。党内では、長期政権を見据えた世代交代論もくすぶっており、早期の選挙戦が注目される。
党内の反応
総裁選前倒し案に対し、党内では慎重意見もある。一方で、「政局の空白を避けるためには早期の実施が望ましい」との声も上がる。岸田首相は現時点で不出馬の意向を示していないが、派閥の動向が焦点となる。
- 岸田首相は31日、記者団に対し「総裁選の日程は党のルールに従って決める」と述べるにとどめた。
- 有力候補としては、河野太郎デジタル相や茂木敏充幹事長、高市早苗経済安全保障担当相らの名前が挙がっている。
今後のスケジュール
党執行部は、8月にも選挙日程を正式決定する見通し。9月の臨時国会召集前に新総裁を選出し、早期の解散総選挙も視野に入れる。岸田首相は、経済対策や安全保障政策の進捗をアピールし、支持率回復を目指す。



