中日ドラゴンズ2軍移転に蒲郡市が応募意向 市長「観光地との連携で集客効果を期待」
中日ドラゴンズ2軍移転に蒲郡市が応募意向 観光連携で集客効果 (05.03.2026)

中日ドラゴンズ2軍拠点移転へ 蒲郡市が応募意向を表明

愛知県蒲郡市の鈴木寿明市長は、3月5日に開催された市議会3月定例会の一般質問において、プロ野球中日ドラゴンズの2軍拠点移転先公募に応募する意向を正式に表明しました。この表明は、鈴木貴晶議員(蒲郡自由ク)からの質問に対する答弁として行われ、東三河地区では初めての応募意向を示す自治体となりました。

移転計画の背景と課題

ドラゴンズは、現在の2軍拠点であるナゴヤ球場(名古屋市)が老朽化していることを受け、2030年代前半を目処に移転を検討しており、2026年度前半に公募を実施する予定です。球団側は施設整備のために約6ヘクタールの土地を求めており、蒲郡市側は海陽町の未利用地を有力な候補地として挙げています。

しかし、鈴木市長は「形状などの条件は良いものの、この土地は愛知県の所有であり、商業用地としての用途制限など、多くの課題が存在する」と指摘しました。さらに、候補地の選定や具体的な誘致策の策定など、解決すべき問題が山積していることも認めています。

観光地との連携による集客効果を期待

すでに安城市や西尾市など、他の自治体も誘致に意欲を見せていますが、蒲郡市は独自の強みをアピールしています。市長は「蒲郡市は温泉地やラグーナテンボスを有する県内有数の観光地であり、これらの観光資源と2軍拠点が連携することで、相互に大きな集客効果が期待できる」と強調しました。

具体的には、以下のようなメリットが挙げられています:

  • 観光施設と野球拠点の相乗効果による地域活性化
  • 東三河地区における新たなファン層の獲得
  • 市民と選手が直接交流できる機会の創出

市長は「課題は多いが、市民と選手が交流する姿を夢見ながら、準備を進めていく」と述べ、前向きな姿勢を示しました。この動きは、地域スポーツと観光産業の融合を図る試みとして注目を集めています。