中国景況感、2月も節目50割れ 製造業PMIは49.0に悪化、2カ月連続の縮小示す
中国景況感2月も50割れ 製造業PMI49.0、2カ月連続縮小

中国の景況感、2月も節目の50を下回る 製造業PMIは49.0に悪化

中国国家統計局は4日、景況感を示す重要な指標である製造業購買担当者指数(PMI)が2月は49.0だったと発表しました。これは、景気の拡大と縮小を判断する節目となる50を下回る数値で、2カ月連続の悪化となりました。前月の49.3から0.3ポイント低下し、中国経済の減速傾向が鮮明になっています。

主要指数が軒並み悪化 新規受注や生産も低迷

詳細な内訳を見ると、特に懸念される点がいくつか浮かび上がります。

  • 新規受注指数は前月の49.2から48.6に低下し、需要の弱さが顕著です。
  • 生産指数は前月まで3カ月連続で50以上を維持していましたが、今回は49.6に悪化しました。
  • 雇用指数も低水準が続いており、労働市場への影響が懸念されます。

これらのデータは、製造業部門が全体的な圧力に直面していることを示唆しています。

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春節休暇の影響と非製造業の動向

国家統計局は今回の結果について、「春節(旧正月)の休暇が2月中下旬にあり、企業活動に一定の影響を与えた」と説明しています。大型連休中は、黒竜江省ハルビン市の観光地などで大勢の人出が見られましたが、製造業の操業にはブレーキがかかった形です。

一方、非製造業部門の景況感は49.5と、前月から0.1ポイント改善しました。しかし、製造業と非製造業をまとめた総合景況感指数は0.3ポイント下がって49.5となり、いずれの部門も節目の50を下回る状態が続いています。これは、中国経済全体の回復力が依然として限定的であることを示しています。

今後の動向としては、春節明けの3月以降のデータが注目されます。政府の経済支援策や世界経済の環境変化が、景気の底入れにどのような影響を与えるかが焦点となるでしょう。

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