エプスタイン事件の追加文書公開、トランプ氏への性的虐待疑惑の証言記録が含まれる
米司法省は3月5日、少女らの性的人身売買罪で起訴され自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン氏に関する資料を追加で公開しました。今回の公開資料には、未成年の時に同氏やドナルド・トランプ前大統領から性的虐待を受けたと捜査当局に主張した女性の証言記録が含まれています。
FBIの聴取内容と具体的な証言の詳細
開示されたのは、連邦捜査局(FBI)が2019年に実施した一連の聴取内容などです。証言を行った女性は、13歳から15歳だった1980年代に、エプスタイン氏から紹介されたトランプ氏に性行為を強要され、暴行を受けたと具体的に述べています。この証言は、長年続く疑惑に新たな焦点を当てるものとなりました。
米司法省は、外部からの指摘を受けて調査を実施した結果、これらの資料が誤って「重複する資料」に分類されていたことが判明したと、公式X(旧Twitter)アカウントで主張しました。この誤分類が、これまでの公開から除外されていた理由の一端と見られています。
ホワイトハウスの反応と疑惑の否定
米メディアの報道によると、カリン・ジャン=ピエール大統領報道官は、この疑惑について「全く根拠のない告発だ」と強く否定しました。ホワイトハウス側は、トランプ氏への告発を一貫して退けており、今回の文書公開後も同様の立場を表明しています。
エプスタイン氏は、2020年にニューヨークの刑務所で自殺する前に、多数の未成年者に対する性的人身売買の罪で起訴されていました。彼のネットワークには、多くの著名人や政治家が関与していたとされ、今回の文書公開は、その範囲と詳細をさらに明らかにする可能性があります。
この事件は、国際的な注目を集めており、司法手続きの透明性と被害者支援の観点から、継続的な調査と情報公開が求められています。今後の動向に注目が集まっています。



