ハンタウイルス感染リスク低い、WHO事務局長「評価変わらず」
ハンタウイルス感染リスク低い、WHO事務局長「評価変わらず」

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は12日、スペインでの記者会見において、大西洋のクルーズ船で発生したハンタウイルスの集団感染に関し、一般市民への感染リスクは低いとするこれまでの評価を「現在も変わっていない」と述べた。

感染状況と今後の見通し

テドロス氏は、船内で確認された「アンデス型」ウイルスの潜伏期間が最長で約6週間とされることを踏まえ、今後さらに感染者が増える可能性があると指摘した。一方で、これまでに確認された感染者は全て船に乗船していた人々であり、「現時点では大規模な流行に発展する兆候はない」と強調した。

WHOによると、12日時点で確認された船内の感染者は9人で、さらに2人に感染の疑いがある。

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クルーズ船の対応と国際的な支援

問題のクルーズ船はオランダの会社が運航する「MVホンディウス」で、スペイン領カナリア諸島テネリフェ島に10日到着し、乗客の下船作業は既に完了している。テドロス氏は、スペインが船を受け入れたことに対し、世界に「優しさと思いやりを示した」と謝意を表明した。

下船した乗客らは、それぞれの出身国などが手配した航空機で帰路に就いた。WHOは、乗客らを管轄する各国政府に対し、「自宅または施設での42日間隔離」などの対応を勧告している。

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