英国で7日、統一地方選の投票が始まった。南部イングランドの136の地方議会や6人の首長に加え、北部スコットランドと西部ウェールズの両自治政府議会が対象となっている。右派ポピュリスト政党「リフォームUK」に勢いがあり、国政与党である労働党は苦戦が予想される。8日夕方(日本時間9日未明)には大勢が判明する見通しだ。
リフォームUKが支持率首位
調査会社ユーガブが4、5両日に実施した党別支持率調査では、リフォームUKが25%でトップに立ち、労働党は18%にとどまった。スターマー首相は物価高対策で目立った成果を挙げられず、求心力が低下している。労働党は今回の地方選で現有議席の約8割を失うとの予測もあり、選挙後に首相への辞任圧力が強まる展開も見込まれている。
選挙の規模と注目点
英メディアによると、全土の人口約6900万人のうち、今回の地方選の有権者は3000万人以上に上る。首都ロンドン(イングランド)では32の区議会が改選され、現在は労働党が3分の2の議席を占めているが、リフォームUKや左派「緑の党」の躍進が予想されている。今後の英国政治の行方を左右する重要な選挙として注目を集めている。



