ベトナムで国会議員選挙の投票が実施 非党員と自薦候補の動向に注目
ベトナム・ハノイにおいて、5年に1度の国会議員選挙の投票が15日に行われました。この選挙は、一党支配を続けるベトナム共産党の統制下で実施されており、党員を中心とする政府系機関や組織の推薦候補が当選者の大多数を占める見通しとなっています。
非党員と自薦候補の当選数が最大の焦点に
今回の選挙では、非党員や政府系機関の推薦を受けない自薦候補がどれだけ当選するかが注目されています。国営ベトナム通信によると、定数500議席に対して864人が立候補しており、そのうち非党員は64人、自薦候補は5人となっています。
2021年の前回選挙では、499人が選出され、非党員は14人、自薦議員は4人でした。今回の選挙結果は、これらの数字がどのように変化するかを示す重要な指標となるでしょう。
事前審査制度による候補者選定の仕組み
ベトナムの選挙制度では、立候補希望者が正式な候補者となる前に、党翼賛団体であるベトナム祖国戦線による事前審査を受けることが義務付けられています。この仕組みにより、党が容認する候補しか出馬できない状況が続いています。
投票には、トー・ラム共産党書記長をはじめとする党幹部も参加しました。開票結果は今月下旬にも発表される予定となっており、国内外から関心が寄せられています。
この選挙は、ベトナムの政治体制における多様性の度合いを測る機会としても捉えられており、今後の政治動向に影響を与える可能性が指摘されています。



