南米コロンビアで5月31日、グスタボ・ペトロ大統領の任期満了に伴う大統領選挙の投票が始まりました。即日開票が行われ、同日中(日本時間6月1日午前)に大勢が判明する見通しです。
ペトロ氏後継のセペダ氏がリード
複数の世論調査によると、ペトロ氏の後継で左派のイバン・セペダ上院議員(63)が優勢です。追うのは強硬右派の弁護士、アベラルド・デラエスプリエジャ氏(47)らとなっています。過半数を得票する候補者はいないとみられ、上位2人による決戦投票(6月21日)に進む可能性が高いと報じられています。
左派政権継続か、右派回帰か
コロンビアでは2022年の前回大統領選で初の左派政権が誕生しました。親米路線から転換し、2025年以降は麻薬対策を巡って米国のトランプ大統領と対立してきました。トランプ氏は西半球重視の「ドンロー主義」を掲げて中南米への介入を強めており、今回の選挙戦では、左派政権が継続するのか、右派政権に回帰するのかが最大の焦点となっています。
ペトロ政権は社会政策や和平プロセスを推進してきましたが、経済停滞や治安悪化への批判もあり、有権者の判断が注目されます。決戦投票となれば、両候補の政策対立がより鮮明になるでしょう。



