「学問の自由守れ」ハーバード大卒業式で抗議の声 トランプ政権と法廷闘争
「学問の自由守れ」ハーバード大卒業式で抗議の声

米東部ボストン郊外に位置するハーバード大学で28日、卒業式が挙行された。同大学はトランプ政権からリベラル派の牙城として敵視されており、補助金打ち切りなどを巡って法廷闘争が続いている。

修了生代表の訴え

大学院の修了生代表として登壇したアンドリュー・オドノヒューさん(30歳)は、強い口調で学問の自由を擁護した。「大学の活力と民主主義の健全性は切り離せない。学問と表現の自由のために声を上げなければならない」と訴えると、会場からは大きな歓声と拍手が沸き起こった。

学長の祝辞

ガーバー学長も祝辞の中で「自由で開かれた探究は、守られ、育まれなければならない」と述べ、学問の自由の重要性を強調した。しかし、トランプ政権への直接的な批判は避け、慎重な姿勢を崩さなかった。

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トランプ政権との対立

トランプ政権は、パレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡りイスラエルに抗議する学生デモの取り締まりを各大学に要求。ハーバード大学がこれを拒否したため、トランプ大統領は「反ユダヤ主義」と非難し、補助金打ち切りなどの制裁に踏み切った。

現在も両者の法廷闘争は続いており、大学側は政権の圧力に屈せず、学問の自由を守る姿勢を貫いている。卒業式はその決意を新たにする場ともなった。

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