前橋家庭裁判所長に小海隆則氏が就任
群馬県沼田市出身の小海隆則氏(62)が、前橋家庭裁判所長に就任したことが発表され、2026年5月28日に記者会見が開かれた。小海氏は1988年に司法試験に合格し、大阪地方裁判所判事補や東京高等裁判所判事などを歴任してきた。群馬県内での勤務は初めてであり、高校卒業以来、実に40数年ぶりに故郷で生活することになる。
故郷への思いと抱負
小海氏は異動の内示を受けた際の心境について、「願ってもないところ。本当にうれしい」と率直な思いを述べた。また、前橋から見える赤城山に触れ、「変わらないな、ふるさとはやっぱりいいなと感じた」と語り、故郷での勤務への喜びをあらわにした。
少年事件への認識
家庭裁判所が担う少年事件については、少年人口が減少する一方で、交流サイト(SNS)を利用した犯罪など環境が複雑化していると指摘。「少年を取り巻く事情を十分に考慮し、事件の内容や個々の少年の問題に応じた調査、審理を行うことが大切」と述べ、適切な対応の重要性を強調した。
所長としての決意
今後は所長として、適正で迅速な裁判と円滑な組織運営に努める考えを示した。小海氏の就任により、前橋家庭裁判所の運営に新たな期待が寄せられている。



