ウクライナは5月21日、伝統的な民族衣装「ビシワンカ」の日を迎えた。首都キーウでは、市民たちが胸元や袖口に手縫いの刺しゅうが施された色とりどりの衣装を身にまとい、民族の誇りを示した。
ユネスコへの申請
ウクライナ政府は5月20日、ビシワンカを国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録するため、審査を求める書類を提出したことを明らかにした。この動きは、ロシアによる侵攻が続く中で、ウクライナの文化的アイデンティティを守る取り組みの一環とされる。
ビシワンカの日の起源
ビシワンカの日は、一部の大学生が一斉にこの衣装を着用するよう呼びかけたことから始まったとされる。その後、この習慣は全国に広がり、現在では多くの市民がこの日を祝うようになった。文化省は声明で、「ビシワンカはウクライナのアイデンティティーや団結、不屈の精神を象徴する重要なシンボルだ」と強調している。
ビシワンカは、地域ごとに異なる刺しゅうの模様や色が特徴で、それぞれが家族の歴史や地域の伝統を反映している。近年では、国際的なファッションショーでも取り上げられるなど、世界的な注目を集めている。
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