中国・ロシア首脳、北京で会談 イラン情勢や戦略的協力深化が焦点に
中国・ロシア首脳、北京で会談 イラン情勢や協力深化が焦点

中国の習近平国家主席は20日、ロシアのプーチン大統領と北京で会談した。米国の攻撃を受けた中ロの友好国イランを巡る議論が主要な焦点となっている。また、北京で先週実施された習氏とトランプ米大統領との米中首脳会談についても意見交換が行われるとみられる。中ロ首脳は戦略的協力の深化を図り、包括的パートナーシップ強化に関する共同声明に署名する見通しだ。

歓迎式典と首脳会談の背景

会談に先立ち、習氏は北京の人民大会堂でプーチン氏の歓迎式典を開催した。今年は「中ロ善隣友好協力条約」調印から25年の節目に当たる。中国外務省によると、プーチン氏の訪中は今回で25回目となる。

プーチン氏は訪中前のビデオ声明で、両国関係は「かつてないレベルに到達した」と強調した。両首脳は相互訪問を重ね、関係を深めている。

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エネルギー協力とイラン情勢

中国はイラン情勢の悪化により中東産原油の確保が不安視される中、主要な原油調達先であるロシアとのエネルギー分野での協力拡大を狙っている。ロシア側によると、ロシアからモンゴルを通じて中国に天然ガスを運ぶパイプライン「シベリアの力2」の計画についても詳細に話し合われる予定だ。

両首脳は、国際情勢の変化に対応し、多極化する世界秩序の中で協力を強化する方針を確認したとみられる。イラン問題では、米国の軍事行動に対する懸念を共有し、外交的解決を促す姿勢で一致する可能性が高い。

今回の会談は、中ロ関係のさらなる深化を示すとともに、米中関係や中東情勢にも影響を与える重要な機会となっている。

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