大阪府警は20日、人気ブランド「アミパリス」のロゴを無断使用した偽物の衣料品を販売したとして、衣料品店経営の鄭泰弘容疑者(71)ら7人を商標法違反(侵害とみなす行為)の疑いで逮捕したと発表した。逮捕されたのは鄭容疑者のほか、店舗の販売員や会計担当者ら25~68歳の男女6人で、いずれも容疑を認めているという。
弁理士の調査が逮捕の決め手に
逮捕のきっかけは、2024年7月に大阪税関が韓国からの貨物を確認し、アミパリス社日本法人に情報提供したことだった。貨物の宛先は鄭容疑者が経営する別の店舗になっていた。その後、同法人の弁理士が鄭容疑者の店舗に複数回足を運び、偽物のTシャツやズボンを購入して自ら鑑定した。1月29日には、東成区内の店舗「レディースショップみはら」で、アミパリスのロゴが付いたズボン1点を4800円(定価の約10分の1)で販売したとして逮捕された。
押収品から他のブランド品も
鄭容疑者が経営する東成区内の2店舗と倉庫からは、他のブランドのマークが入った商品約3000点も見つかり、鄭容疑者はこれらについても「偽物です」と供述している。府警が鑑定を進めている。
偽物の特徴
鑑定の結果、正規品と比較して以下の違いが確認された。
- 正規品は刺繍のマークが、偽物はプリントになっている
- ズボンのひもの先端の金具にマークがない
- 素材や縫い合わせが粗悪
ブランド「アミパリス」について
アミパリスは2011年にフランスで誕生したブランドで、ハートとAのマークが特徴。きれいめなカジュアル路線で、若者を中心に幅広い層から人気を集めている。



