パラグアイ大統領が台湾訪問、頼総統と会談
台湾の頼清徳総統は8日、訪問中のパラグアイのペニャ大統領と台北市内で会談した。台湾総統府が発表した。両首脳は、台湾への軍事圧力を強める中国に対抗する立場で一致し、経済関係の強化でも合意した。
会談でペニャ氏は、台湾周辺での中国の軍事演習や経済圧力を非難。パラグアイは台湾と正式な外交関係を持つ12カ国の一つであり、中国はパラグアイに対し台湾との断交を迫ってきた経緯がある。
頼氏は近年、外交活動を活発化させている。4月には中国による事前の空路妨害があったとして、アフリカのエスワティニ(旧スワジランド)への外遊を一時取りやめたが、5月2日に電撃訪問を実現。経済協力などで結束を確認した。
今回のパラグアイ大統領の訪台は、中国の圧力に直面する台湾にとって重要な外交的成果とみられる。両国は今後、貿易や投資の拡大を通じた経済連携をさらに深める方針だ。



