8日付の中国軍機関紙・解放軍報は、国防相経験者2人に対して執行猶予付きの死刑判決が言い渡されたことを受け、「汚職があれば必ず粛清する」とする論評を掲載した。この論評では、習近平指導部が汚職を取り締まる「反腐敗闘争」を断固として推進しなければならないと強調している。
元国防相2人に死刑判決
中国軍の軍事法院は7日、収賄と贈賄の罪で李尚福前国防相に対し、収賄罪で魏鳳和元国防相に対し、それぞれ執行猶予2年付きの死刑判決を言い渡した。論評は、この2人が忠誠心を失い「部隊の政治環境を深刻に汚した」と厳しく批判。法的な制裁を受けたのは自業自得であると断じた。
反腐敗闘争の継続を強調
解放軍報の論評は、軍内部の汚職撲滅に向けた取り組みを今後も継続する必要性を訴えている。習近平指導部の下で進められている反腐敗運動は、軍の規律強化と信頼回復に不可欠だと主張。汚職行為に対する厳格な対応を改めて示した形だ。
今回の判決は、中国軍内の汚職に対する厳しい姿勢を象徴するものとして注目されている。李尚福氏と魏鳳和氏はいずれも国防相を務めた重要人物であり、その処罰は軍全体への警告として受け止められている。



