フィリピン北部のルソン島ラワグの海岸で4日、海側から侵入を試みる敵を想定した日米、フィリピン合同の上陸阻止訓練が実施され、報道陣に公開された。この訓練には3カ国から約800人が参加し、その中には陸上自衛隊の離島防衛専門部隊「水陸機動団」(長崎県佐世保市)の隊員約40人が含まれている。
訓練の詳細
参加した自衛隊員らは、敵に見立てた無人艇などを標的に、小銃や無反動砲、迫撃砲を実際に発射した。訓練は米軍とフィリピン軍の合同軍事演習「バリカタン」の一環として行われ、自衛隊は今回初めてこの演習に本格的に参加した。
戦略的背景
日米とフィリピンは近年、海洋進出を拡大する中国を念頭に置き、南シナ海などでの合同訓練を繰り返している。今回の訓練もその流れの中で実施され、地域の安全保障協力を強化する狙いがある。
訓練の公開により、3カ国の連携の深まりが示された。自衛隊の参加は、日本が地域の安全保障においてより積極的な役割を果たす姿勢を反映している。



