米紙ウォールストリート・ジャーナルは28日、トランプ大統領が側近に対し、米軍による長期的なイラン港湾封鎖の準備を指示したと報じました。イランの主要な収入源である石油輸出を停止させ、交渉で有利な条件を引き出すことが目的とみられます。
攻撃開始から2カ月、膠着状態続く
米イスラエルによるイラン攻撃開始から28日で2カ月が経過しましたが、情勢は膠着状態にあります。戦闘終結に向けた対面協議の再開のめどは立っていません。27日にはオマーン沖のホルムズ海峡に船舶が浮かぶ様子が確認されました。
ホルムズ海峡封鎖の影響
エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡の事実上の封鎖が長引けば、さらなる油価高騰を招く恐れがあります。米国内ではガソリン価格上昇に対する不満が高まっており、11月の中間選挙を控えるトランプ政権にとっても打撃となる可能性があります。
ベセント米財務長官は28日、X(旧ツイッター)で、港湾封鎖によりイランの石油積み出し拠点カーグ島の貯蔵施設の容量が限界に近づいていると指摘し、「イランは石油生産を減らさざるを得ない」と述べました。



