バングラデシュ出身者、福岡で交通安全推進委員に 県内初の外国出身者嘱託
バングラデシュ出身者、福岡で交通安全推進委員に

福岡県警東署は24日、交通ルールの普及を目的とする非常勤の地方公務員「地域交通安全活動推進委員」の委嘱式を実施した。新たに委嘱されたのは、バングラデシュ出身の発句ムハマッドアミヌルさん(43)。発句さんは「外国人コミュニティーとのつながりを活かし、日本の法律を分かりやすく伝えたい」と意気込みを語った。署によると、外国出身者への委嘱は県内で初めてのケースとなる。

発句さんの背景と活動

発句さんは9歳で来日し、現在は福岡市東区の日本語学校で学生寮を管理している。これまでも学生に日本の交通ルールを分かりやすく教える方法を模索してきた。委員はボランティアとして地域住民に交通安全教育などを行う立場だ。発句さんは「長く日本に住んでいても、交通に関しては分からない部分がある」と話し、外国出身者ならではの視点から交通安全の普及に貢献したいとしている。

今後の活動内容

地域交通安全活動推進委員は、地域の交通安全イベントや街頭指導などを通じて、住民に安全な交通行動を促す役割を担う。発句さんは特に、日本語が不自由な外国人住民に対して、母語を交えたわかりやすい指導を目指す。福岡県警は、多様化する地域社会に対応するため、今後も外国出身者の積極的な登用を検討する方針だ。

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