回転ずし大手「スシロー」を運営するフード&ライフカンパニーズは8日、2026年9月期連結決算の純利益予想を従来の240億円から300億円に上方修正すると発表した。これにより、3年連続で過去最高益を更新する見通しとなった。中国など海外事業の業績が順調に推移していることが主な要因だ。
米国進出と海外展開の加速
同社は、米国にスシローを初出店することも併せて発表した。ニューヨーク・マンハッタンに今秋、1号店をオープンする予定だ。記者会見した加藤広慎副社長は「しっかり腰を据えて、米国で出店を拡大していく意思の表明だ」と述べ、海外展開を加速させる方針を明確にした。2026年9月期までに、国内外で計320店舗以上の展開を目指す。
中間決算も好調
同時に公表した2026年3月中間連結決算は、売上収益が前年同期比24.7%増の2541億円、純利益は49.9%増の177億円と大幅な増収増益を達成した。特に海外事業の伸びが顕著で、全体の業績を牽引している。
スシローは、国内市場の成熟化を受け、海外市場での成長戦略を強化している。中国を中心としたアジア地域での店舗展開が好調で、今回の米国進出は新たな市場開拓の一環と位置づけられる。同社は今後も海外での出店を積極的に進め、収益基盤の多様化を図る方針だ。



