8日、米中央軍はX(旧ツイッター)に投稿した映像で、米軍による港湾封鎖を突破してイランの港に入ろうとしたイラン船籍の石油タンカー2隻を同日、戦闘機で攻撃し、航行不能にしたと発表した。ホルムズ海峡付近では7日から散発的な衝突が続いている。イランメディアによると、外務省のバガイ報道官は、戦闘終結に向けて米国が提案した基本合意案の覚書について「検討を進めている。期限は気にしていない」と述べた。
米軍の攻撃詳細
米中央軍の発表によると、原子力空母から発進したFA18戦闘攻撃機が、石油タンカー2隻の煙突部分を精密誘導弾で攻撃した。両船とも石油は積んでいなかったという。
イラン側の反応
イラン革命防衛隊に近いタスニム通信は8日、軍事筋の話として、ペルシャ湾での衝突は沈静化したと報じた。しかし、米軍が再び湾内に進入したり、イラン船舶を妨害したりすれば「断固とした対応を取る」と強調した。
トランプ大統領の発言
トランプ米大統領は8日、覚書を巡るイランからの回答を同日夜にも受け取る見通しだと主張した。7日には、双方の武力行使後も停戦が継続していると説明し、双方の攻撃について「ささいなことだ」と述べた。
この地域では、米軍とイラン軍の間で緊張が高まっており、国際社会はさらなるエスカレーションを懸念している。



