米労働省が12日に発表した4月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で3.8%上昇し、市場予想の3.7%を上回った。前月の3.3%から加速し、上昇率は約3年ぶりの高水準を記録した。
コア指数も予想超え
変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は2.8%上昇し、市場予想の2.7%を上回った。中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が高騰し、全米自動車協会(AAA)によると、5月に入りレギュラーガソリンの平均価格が約4年ぶりに1ガロン=4.5ドルを突破するなど、エネルギー関連を中心に影響が顕在化している。
FRBは様子見も利上げ観測
米連邦準備制度理事会(FRB)は原油高によるインフレへの影響は一時的と判断し、現状では様子見姿勢を維持している。しかし、物価上昇率は目標の2%を超える状態が続いており、米連邦公開市場委員会(FOMC)の一部参加者からは、今後の利上げの可能性を示唆する発言も出ている。
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