マツダ、9年ぶりに「CX-5」全面刷新 綾瀬はるかさんを起用し若年層開拓へ
マツダ「CX-5」刷新 綾瀬はるか起用で若年層開拓

マツダは21日、中型SUV(スポーツ用多目的車)「CX-5」を9年ぶりに全面刷新し、国内販売を開始したと発表した。CX-5はマツダの国内販売台数の約4分の1を占める中核車種であり、今回の刷新により、これまで十分に取り込めていなかった若い顧客層への支持拡大を狙う。低迷が続く国内市場での反転攻勢につなげる戦略だ。

毛籠社長「徹底的にこだわった」

同日東京都内で開かれた発表会で、毛籠勝弘社長は「徹底的にこだわったのは、お客様の『したい』という思いに向き合うことだ。選ばれる体験は何かを突き詰め、全てを磨き込んできた」と意気込みを語った。新型CX-5は、デザインや走行性能、安全装備などを大幅に改良し、競争が激化するSUV市場での存在感を高める。

ブランドアンバサダーに綾瀬はるか

マツダは同時に、本社を置く広島県出身の俳優・綾瀬はるかさんをブランドアンバサダーに起用することを公表した。綾瀬さんは発表会にも登場し、毛籠社長と共に新型車をPRした。マツダは、親しみやすく清潔感のあるイメージを持つ綾瀬さんの起用により、特に女性や若年層への認知度向上を図る。

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CX-5の位置づけと市場戦略

CX-5はマツダの屋台骨を支える主力車種で、マツダオーナーの約10人に1人がCX-5に乗っているとされる。今回の刷新では、エクステリアデザインをより力強く洗練されたものに変更し、内装には高級感のある素材を採用。さらに、燃費性能や運転支援機能も向上させている。価格帯は従来モデルから据え置き、競合するトヨタの「RAV4」やホンダの「CR-V」などに対抗する。

国内市場の反転攻勢へ

マツダの国内販売は近年低迷しており、2025年度の新車販売台数は前年比で減少した。同社は、新型CX-5をてこに国内シェアの回復を目指す。また、電動化戦略では、自社開発の電気自動車(EV)投入を2年後ろ倒しするなど、市場環境に応じた柔軟な対応も進めている。毛籠社長は「CX-5はマツダの象徴。このモデルでお客様に新たな価値を提供し、ブランド全体の魅力を高めたい」と述べた。

新型CX-5の月間販売目標は明らかにされていないが、マツダは年間を通じて安定した販売を目指す。今後の市場での反応が注目される。

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