九州FG、2026年春闘で5~6%の賃上げを決定…組合側と妥結
九州フィナンシャルグループ(FG)は3月25日、2026年の春闘において、基本給を底上げするベースアップ(ベア)と定期昇給を組み合わせ、5~6%の賃上げを行うことを正式に発表しました。この決定は同日までに組合側との交渉が妥結した結果であり、ベアの実施は4年連続となります。
傘下銀行の賃上げ率が過去最高に
グループ傘下の各銀行では、具体的な賃上げ率が明らかになりました。肥後銀行では、ベアが4.0%で、定期昇給を合わせた賃上げ率は約6.0%となり、これは前年の約5.2%を上回る過去最高の水準です。一方、鹿児島銀行では、ベアが3.9%で、賃上げ率は前年と同率の約5.5%となりました。
この賃上げ決定は、労働組合との円滑な交渉を経て実現したもので、九州地域の経済動向やインフレ圧力を背景に、従業員の生活水準向上を図る狙いがあります。グループ全体として、持続的な成長と人材確保を重視する姿勢が示されています。
ベア実施の継続が地域経済に与える影響
ベアの4年連続実施は、九州FGの経営安定性と労使関係の良好さを反映しています。これにより、地域内の他の企業にも賃上げの波及効果が期待され、消費活性化や経済成長の促進につながる可能性があります。今後も、春闘の動向が九州の経済指標に注目されるでしょう。



