名古屋銀行としずおかFGが経営統合を発表、店舗統廃合は行わない方針を明示
名古屋銀行の藤原一朗頭取は、3月28日土曜日に名古屋市で記者会見を開催し、静岡銀行を傘下に持つしずおかフィナンシャルグループ(FG)との経営統合に関する詳細を説明しました。この会見では、「店舗の統廃合は今のところ考えない」と明確に述べ、両社の店舗網がほとんど重なっていないことを理由に挙げています。これにより、効率的な営業基盤の強化が可能になるとの見解を示しました。
攻めの経営統合として位置付け、サービス水準向上を目指す
両社は3月27日に経営統合に関する基本合意を結んだことを発表しており、藤原氏は同日に東京都内でも会見を行っていました。しかし、地元での理解を深めるために、土曜日にもかかわらず改めて名古屋で会見を実施しました。藤原氏はこの統合を「攻めの経営統合だ」と強調し、しずおかFGの知見を活用することで、名古屋銀行の顧客に対するサービス水準の向上を図ると述べています。
具体的には、以下の点が注目されます:
- 店舗統廃合の実施はなく、既存の店舗網を維持しながら営業基盤を強化。
- 両社の店舗網が重ならないため、効率的な事業拡大が可能と判断。
- しずおかFGのノウハウを導入し、名古屋銀行のサービス品質を向上させる計画。
この経営統合は、地域金融機関としての競争力を高めることを目的としており、藤原氏は地元経済への貢献も期待されるとコメントしています。今後の展開としては、詳細な統合スケジュールや組織体制について、さらなる協議が行われる見込みです。



