小名浜港で密輸取り締まりに従事する女性税関職員が活躍
横浜税関小名浜税関支署に所属する岡紗里奈さん(29歳・和歌山県出身)と太田栞さん(24歳・千葉県出身)は、福島県いわき市にある小名浜港において、密輸の取り締まり業務に日々従事しています。監視部門に配属された二人は、港の安全と秩序を守る最前線で重要な役割を果たしています。
「女性だからできること」を生かした業務への意気込み
岡さんと太田さんは、「女性だからできることを生かし、秩序ある貿易の発展に努めたい」と強く意気込んでいます。地方港で監視や密輸取り締まり業務に携わる女性職員は少ない状況ですが、二人の存在は現場において大きな強みとなっています。
特に、女性に対する身体検査や手荷物検査などの場面では、女性職員が対応することで円滑な進行が可能となります。同支署によれば、こうした配慮が現場の効率性を高め、女性の活躍がこれまで以上に求められていると指摘されています。
福島空港での業務も担当 コミュニケーションを重視
二人の業務は小名浜港に限らず、福島空港での通関手続きや携帯品検査なども含まれます。太田さんは、「同性同士だからこそ相手を落ち着かせ、話を引き出すことができる」と語り、女性ならではの配慮を強調しました。
一方、岡さんは、「私たちは業務としてルーティンになりがちだが、相手はそうではない。優しく話を聞くことを心がけたい」と述べ、検査対象者への丁寧な対応を重視しています。こうした姿勢が、緊張を和らげる効果をもたらし、業務の質を向上させているのです。
地方港における女性職員の重要性が高まる
小名浜税関支署では、女性職員の活躍が貿易秩序の維持に不可欠な要素として認識されています。密輸取り締まりは単なる監視業務ではなく、国際的な信頼関係を築く上でも重要な役割を担っています。
岡さんと太田さんのような若手女性職員の増加は、多様性を尊重する社会の流れにも合致し、今後さらに期待が寄せられるでしょう。二人は今後も、「秩序ある貿易の発展」に向けて、誠実な業務を続けていくことを誓っています。



