横須賀の原子力燃料工場で3度目の火災、市長が「大変遺憾」と厳しく指摘
神奈川県横須賀市において、原子力発電用燃料の成型加工を手掛ける工場「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(GNF-J)」内で、火災が発生しました。これは昨年に続いて3回目となる事態であり、上地克明市長は同社の山崎肇社長に対して「大変遺憾だ」と強い懸念を表明しました。
市長が安全対策と情報公開を要求
上地市長は、市民の不安を考慮し、同社に対して積極的な情報公開と、市民の安全を確保するためのあらゆる措置を講じるよう求めました。この火災は、昨年7月と11月に続くもので、繰り返される事故に対して地域社会の信頼が揺らいでいる状況です。
火災の原因と調査方針
火災は3月14日午前4時頃、ウランを扱う「管理区域内」で発生しました。照明用ブレーカーが遮断され、配電盤にショートの跡が確認されたことから、消防が火災と判断しました。幸いにも、配電盤周辺への延焼や作業員の被ばくは確認されていません。
山崎社長は謝罪し、経緯を説明した上で、照明用ブレーカーのショート原因について、第三者を含めた調査を実施する方針を明らかにしました。これにより、客観的な事実解明が期待されます。
過去の火災事例と今後の課題
GNF-Jでは、昨年にも2回の火災が発生しており、今回の事故は3回目となります。このような繰り返しは、工場の安全管理体制に重大な疑問を投げかけています。原子力関連施設における火災は、周辺環境や住民の安全に直接影響を及ぼす可能性があるため、迅速かつ徹底的な対策が求められます。
上地市長は、同社に対して再発防止策の徹底を強く要請し、市民への説明責任を果たすよう促しました。今後の動向に注目が集まります。



