ユーロ圏物価、26年に3%上昇へ 燃料高騰で上方修正
ユーロ圏物価、26年に3%上昇へ 燃料高騰で上方修正

欧州連合(EU)欧州委員会は21日に公表した春季経済見通しの中で、ユーロ圏の2026年の物価上昇率が3.0%に達するとの予測を示した。これは中東情勢の悪化に伴う燃料費の高騰を反映したもので、昨年11月の秋季見通しから1.1ポイントの大幅な上方修正となった。

GDP成長率は下方修正

一方、2026年の実質域内総生産(GDP)は前年比0.9%増と見込まれ、秋季見通しから0.3ポイント下方修正された。欧州委は、燃料費高騰が「家計や企業の負担を増やし、多くの産業で利益を圧迫している」と指摘し、経済への悪影響に懸念を示している。

ECBの金融政策への影響

欧州中央銀行(ECB)は2%のインフレ目標を掲げているが、今回の予測はこれを上回る水準だ。欧州委は「EUの多くの中銀は金融政策を引き締めると見込まれる」と述べ、今後の金融政策の方向性に言及した。

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燃料費の高騰は、家計のエネルギー支出増加や企業の利益圧迫を通じて、経済全体に悪影響を及ぼす可能性がある。特に、製造業や運輸業などエネルギー依存度の高い産業では、収益悪化が懸念される。

欧州委の見通しは、ユーロ圏経済が依然として不安定な状況にあることを示しており、今後の政策対応が注目される。

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