青森に国内初の大型水素発電所新設へ、2030年代前半~中ごろ運転開始
青森に国内初の大型水素発電所新設へ、2030年代運転開始

再生可能エネルギー事業を展開する「ホクエナジー」(東京都)が、青森県内に水素火力発電所を建設する計画を進めていることが27日、明らかになった。水素のみを燃料とする大型商用発電所の新設は国内で初めての事例となる。

建設予定地と運転開始時期

関係者によると、同社は青森県六ケ所村のむつ小川原開発地区への建設を検討しており、2030年代前半から中ごろにかけての運転開始を見込んでいる。この発電所は、発電時に二酸化炭素を排出しないため、脱炭素社会の実現に向けた重要な電源として期待が寄せられている。

技術的な特徴

同社の計画では、海外から輸入したアンモニアを窒素と水素に分解し、その水素を発電に利用する。これにより、二酸化炭素の排出を抑えながら安定した電力供給が可能となる。

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国の支援制度を活用

ホクエナジーは英国企業の日本法人であり、今回の事業には国の「長期脱炭素電源オークション」制度を活用する。この制度は、脱炭素電源への投資を促進するため、発電所の建設費や人件費などを原則20年間にわたり支援するもので、同社は約10万6000キロワットの容量で落札した。

今後のスケジュール

今後は地元自治体などへの説明や環境影響評価を経て、建設を本格化させる予定だ。国内初の大型水素発電所の実現に向けて、注目が集まっている。

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