音楽の力で地域を元気に わっかフェスが金沢で盛大に開催
音楽やパフォーマンスを通じて地域の活性化を図るイベント「わっかフェス」が3月26日、金沢市の金沢歌劇座で開催されました。このフェスティバルは三菱商事、朝日新聞社、北陸朝日放送が主催するもので、地元石川県の郷土芸能団体や高校生に加え、人気デュオのPUFFYやタレントの友近が出演し、会場を盛り上げました。
約2000人の観客で埋め尽くされた会場では、力強い演舞と透き通った歌声が披露され、笑顔の輪が広がりました。このイベントは昨年の富山公演に続いて2回目の開催となり、能登半島地震からの復興を願うメッセージも込められています。
伝統芸能「御陣乗太鼓」で幕開け 能登の元気を発信
舞台は、輪島市名舟町の保存会メンバー6人による勇壮な御陣乗太鼓で幕を開けました。お面を着けたメンバーが雄たけびをあげ、切れのよい太鼓の音を会場に響かせ、観客を魅了しました。
わっかフェスへの出演は、昨年に続いて2回目となります。2024年元日に発生した能登半島地震から2年以上が経過しましたが、出演者のうち3人は仮設住宅での生活を余儀なくされるなど、影響が続いています。それでも、彼らは全国を飛び回り、能登の伝統芸能の魅力を伝え続けています。
保存会の槌谷博之さん(59)は本番前に、「力強い音を届けて、能登の人たちにも元気を出してもらいたい」と語り、復興への願いを込めました。
石川と福島の高校生が合唱で共演 復興の願いを歌声に
続いて、石川県高等学校文化連盟合唱専門部の生徒約80人と、福島県立安積黎明高校の卒業生6人が合唱で共演しました。彼らは東日本大震災の被災地で歌い継がれてきた「群青」と、能登半島地震からの復興を願う「Noto」を披露し、美しいハーモニーを響かせました。
この共演は、両地域の絆を深め、災害からの復興への思いを共有する機会となりました。観客からは温かい拍手が送られ、感動的な瞬間を作り出しました。
PUFFYと友近が熱演 会場を沸かせる
イベントのハイライトでは、PUFFYがステージに登場し、高校生ら100人以上と共に熱唱しました。彼女たちの透き通った歌声とエネルギッシュなパフォーマンスが会場を包み、観客を沸かせました。
また、タレントの友近も出演し、ユーモアを交えたトークとパフォーマンスで会場を笑いの渦に巻き込みました。彼女の登場により、イベント全体がさらに華やぎ、地域の元気を伝えるメッセージが強化されました。
わっかフェスは、音楽とパフォーマンスの力を通じて、地域コミュニティの結束と復興への希望を高める重要なイベントとして、今後も継続されることが期待されています。



