平原綾香さん、全米桜祭りで日米の絆を熱唱 ワシントン公演で観客から温かい反応
米国の首都ワシントンで春の訪れを祝う恒例の「全米桜祭り」の開会式が21日に行われ、歌手の平原綾香さんが出演しました。本紙のインタビューで、平原さんは初めての米国公演への思いを語り、日米の絆を祈りながら歌ったと明かしました。
桜の歴史に感銘 特製着物で祈りを込めて
平原さんは、国際交流協会からの出演依頼を受けた時から、この機会を非常に光栄に感じたと述べています。ワシントンの桜が日本からの寄贈によって根付いた歴史を調べ、日米の絆の深さに感銘を受けたそうです。公演では、桜の模様をあしらった特製の着物を身にまとい、これからも両国の絆が続くことを願いながら歌を披露しました。
街の印象について、平原さんは「桜の見頃はまだ先ですが、街中にピンクの桜をあしらったデザインが目立ち、米国人が日本人と同じように桜を愛している心が伝わってきました」と語りました。
英語での歌唱に挑戦 観客の直接的な反応にほっと一安心
選曲のポイントとして、平原さんは「それぞれの国の言葉を使うことは文化を知る第一歩だと考え、今回はできるだけ英語で歌おうと決めました」と説明。1曲目の『Jupiter』では一部の歌詞を英語に替えて歌い、2曲目の『いのちの名前』は、米国でも人気の高い映画『千と千尋の神隠し』の挿入歌として、観客がうなずきながら聴き入ってくれたそうです。
観客の反応については、「予想以上に歓声が上がり、ほっとしました。米国人は反応が直接的で、頑張った分だけ拍手をくれるので、お客さんに歌わされたような気分になりました」と笑顔で振り返りました。
米国人の優しさに触れ 今後の活動にも意欲
米国の人々への印象を尋ねると、平原さんは「優しさを強く感じました。ハワイ、ロサンゼルス、ワシントンと各地で異なる魅力の優しさがあり、同じ米国でも広がりを実感しました」と語りました。
今後の活動については、帰国後に米国のシンガー・ソングライター、リサ・ローブさんと東京で共演する予定で、今年秋にはフルオーケストラのアルバム発売やコンサートツアーも計画中です。「バタバタした春になりそうですが、気を引き締めて充実した季節にしたいです」と意欲を見せています。



