福島市出身の声優・千賀光莉さん(26)が、現在放送中のアニメ『名探偵プリキュア!』で、主人公である明智あんな役を担当している。明智あんなは、探偵として活躍する中学2年生で、物語の中でキュアアンサーに変身する。
『名探偵プリキュア!』とは
本作は、人気シリーズ『プリキュア』の第23弾にあたる。探偵をモチーフに、「自分で見て、感じて、考えて、”本当”の答えを出す」をテーマに掲げている。タイムスリップした明智あんなたちが「名探偵プリキュア」に変身し、さまざまな事件を解決していく。福島放送(KFB)にて、毎週日曜日午前8時30分から放送中だ。
千賀光莉さんの声優への道のり
千賀さんが声優を志したきっかけは、幼稚園時代にオペラを演じた経験だ。その後も「表現者になりたい」という思いを持ち続け、大学では声優やミュージカル女優を目指して声楽を専攻した。新型コロナウイルスの影響でミュージカルの公演が難しくなる一方、アニメ業界は盛り上がりを見せていたことから、大学3年時から声優養成所に通い始めた。
オーディション秘話
プリキュアのオーディションは今回が初めてだった。「受けられただけでも幸せで、楽しもうという気持ちだった」と振り返る。テープ審査とスタジオ審査を経て、見事主役の座を射止めた。「受かったらいいなと思いつつ、そんな奇跡があるのかと半信半疑だった。合格を聞いた時はうれしくて涙が出た」と語る。
演じる明智あんなについて
明智あんなは、2027年から1999年にタイムスリップした中学2年生で、探偵として活躍する。千賀さんはキャラクターについて「思考が鋭く、人の気持ちを察することができる」と分析。特に「相棒とのすれ違いで張り詰めていたものが切れたシーンでは、『まだ14歳だもんね』と、あんなをよりいとおしく思った」と目を細める。
視聴者へのメッセージ
千賀さんは「幼少期から見ていた憧れのアニメ。困っている人を見逃せない、芯のある真っすぐな姿を子どもたちに伝えたい」と笑顔を見せる。また、「声優を諦めようとしていた時期もあったが、家族や友人が背中を押してくれた。キュアアンサーを演じられているのは、当時の私には想像できなかったこと。いま夢を追いかけている人に、諦めず頑張ってと伝えたい」とエールを送る。
地元福島への熱い思い
地元に貢献したいという思いも強い。「赤べこのグッズを集めているくらい福島が大好き。いつか福島の魅力を県外に発信する仕事もさせていただけたらいいな」と語り、故郷への愛情をにじませた。



