日本ホラー映画「チルド」がベルリン映画祭で国際批評家連盟賞を受賞
「チルド」ベルリン映画祭で国際批評家連盟賞受賞

日本発ホラー映画「チルド」がベルリンで栄誉 国際批評家連盟賞を受賞

第76回ベルリン国際映画祭において、2026年2月21日、日本作品のホラー映画「チルド」が国際批評家連盟賞を受賞しました。この快挙は、日本の映画界にとって大きな朗報となりました。

コンビニを舞台にしたユニークなホラー作品

「チルド」は、日常的なコンビニエンスストアを舞台にしたホラー作品です。主演の染谷将太さんが演じる主人公はコンビニ店員であり、その父親であるコンビニのオーナーが、店の規律を守ろうとするあまりに狂気に走るというストーリーが展開されます。

本作は映画祭の新鋭監督を紹介するフォーラム部門に選出されており、若手監督の登竜門とも言える場で高い評価を得ることとなりました。

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コメディー要素も豊富な異色のホラー

2月13日夜に行われた公式上映では、会場がたびたび笑いに包まれるなど、ホラー作品でありながらコメディー要素も豊富な作品として観客を魅了しました。上映後には岩崎裕介監督が登壇し、作品のテーマについて語りました。

岩崎監督は「生きているか死んでいるか分からない人間がひしめいているのがコンビニです。生と死のクロスロードとしてのコンビニが、この作品のテーマでした」と説明し、日常の風景に潜む不気味さと生と死の境界線を描いた意図を明かしました。

新鋭製作会社とCMディレクター出身監督の快挙

「チルド」を製作したのは、2022年に設立された比較的新しい映画会社です。同社はアニメとホラー作品を中心に手掛けており、今回の受賞はその方針が実を結んだ形となりました。

さらに注目すべきは、岩崎裕介監督がCMディレクター出身である点です。商業映像の経験を活かし、長編映画でいきなり国際的な賞を受賞するという成果を上げました。これは日本の映画製作における新たな可能性を示す事例と言えるでしょう。

ベルリン国際映画祭での受賞は、日本の映画製作者たちに大きな刺激を与えるものとなりました。国際的な舞台で評価されることで、日本映画のさらなる発展が期待されます。

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