清瀬市制55周年記念映画が全国巡回スタート 新宿で満席の好評
東京都清瀬市が市制55周年を記念して製作した映画『ハローマイフレンド』が、新宿区の映画館「新宿K’s cinema」で上映され、初日から満席となるなど反響を呼んでいる。同館での上映は既に終了したが、この成功を皮切りに全国巡回が本格化する。
埼玉から全国へ 順次上映が決定
現在、埼玉県所沢市の「T・ジョイ エミテラス所沢」では4月2日まで上映が行われており、その後は横浜、京都、愛知、富山など全国各地の映画館を順次巡回する予定だ。清瀬市の担当者は「都心へのアクセスが良く、自然も豊かな清瀬の魅力を多くの方に知っていただきたい」と期待を寄せている。
異星人と高校生の交流描くSF作品
本作は、高校のSF映画部員が異星人と遭遇し、一緒に映画製作に挑戦する物語。市井昌秀監督は撮影前に市内に住み込み、清瀬に結核療養所が集まり多くの患者を受け入れた歴史などから「懐が深く、多種多様な人々の中に異星人が入っても面白いのでは」と構想した。
全編を清瀬市内で撮影し、清瀬高校の生徒ら100人以上の在住・在学・在勤者がエキストラとして参加。登場する料理は市民から寄せられたレシピを再現し、地元の野菜をふんだんに使用することで、農業が盛んな地域特性もアピールしている。
2500万円の予算で「映画での全国公開」にこだわり
清瀬市が目指すのは、市民の地元愛の醸成と市外での知名度向上だ。ユーチューブでの動画公開ではなく「映画での全国公開」にこだわり、予算は2500万円を投じた。市の担当者は「いきなり移住は難しくても、まずは移住の選択肢に入ってくれたら」と、映画の発信力による地域活性化に期待を表明している。
旧都立清瀬東高校など市内各所で撮影が行われ、清瀬駅南口商店街ふれあいど~りでの撮影シーンも印象的だ。この映画を通じて、清瀬市の豊かな自然と多様な文化が全国に伝えられることが期待される。



