芝居町として知られる大阪・道頓堀で、上方の歌舞伎文化を支えてきた大阪松竹座が、26日の公演をもって103年の歴史に幕を下ろします。歌舞伎だけでなく、松竹新喜劇やOSK日本歌劇団、アイドル主演の舞台など、さまざまな公演で人々の心を豊かにしてきました。そんな大阪松竹座の最後の1日を詳報します。
片岡仁左衛門、大阪松竹座の閉館「非常にさみしい」
感謝を込めた公演「御名残五月大歌舞伎」の初日を迎え、にぎわう大阪松竹座。片岡仁左衛門は閉館について「非常にさみしい」と語り、観客への感謝を述べました。
これまでの歴史
建物の老朽化が理由で、閉館後は解体される予定ですが、劇場の再建など、今後については不透明な状況です。大阪松竹座は1923(大正12)年、大阪初の本格的な洋式劇場として開業しました。戦後は洋画の封切館として再出発。97年には演劇専用の劇場に生まれ変わりました。ネオルネサンス様式の特徴的な正面外観は「道頓堀の凱旋門」の愛称で親しまれてきました。
松竹は2025年8月、設備の老朽化を理由に閉館を発表。今後、建物を解体する一方で、道頓堀で「新たな文化芸能の発信拠点の実現」に向けて取り組むとしています。
道頓堀での劇場存続を求める署名活動に取り組む「関西・歌舞伎を愛する会」の川島靖男代表世話人は、「一日でも早く新しい劇場を作っていただき、大阪で歌舞伎のファンを増やしていきたい」と話しています。
なぜ閉館か 建て替え時の会長が語っていた「無謀」とは
「御名残五月大歌舞伎」の初日には多くの人が集まりました。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
関連トピック・ジャンルには、社会・調査報道、文化・芸能、舞台・演芸があります。連載「文化・芸能タイムライン」では、日本の2作品が受賞したアカデミー賞やジャニーズ事務所の会見など、様々なトピックを詳報しています。
関連ニュースとして、大阪松竹座の閉館理由や大歌舞伎の終幕、道頓堀での劇場運営継続の動きなどが報じられています。歌舞伎俳優・上村吉太朗の原点や松竹新喜劇の藤山扇治郎の思い出なども紹介されています。
注目ニュースでは、コンビニ「生みの親」死去やホルムズ通過、出光丸到着、目線ずれる「内斜視」増加などが取り上げられています。



