西武・長谷川信哉を救ったLINEメッセージ 痛恨ミス「いつか笑い話に」
西武・長谷川信哉を救ったLINE 痛恨ミス「いつか笑い話に」

「なぜあんなことをしてしまったのか」。誰にでも、そんな失敗を経験する日がある。西武ライオンズの長谷川信哉(24)にとって、2026年5月28日がその日だった。

痛恨のミス

育成契約から這い上がり、昨季初めて規定打席に到達したホープ。神宮球場でのヤクルト戦に「7番中堅」で先発し、四回にはキャリアハイとなる7号ソロを放った。しかし、喜びは長く続かなかった。

3点リードの七回無死、強いライナーを放つ。左翼手が横っ飛びしたが、ボールはこぼれ落ちて安打に。長谷川には捕球されたように見え、三塁側ベンチに戻ろうと走路を大きくそれたところでアウトになった。塁審のジェスチャーを見ていれば防げたミスだった。

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西口文也監督はその裏の守備で途中交代を命じ、「(アウトと)決めつけていた。当たり前のことを当たり前にできなかったので、当たり前のように代えた」と語った。

チームは勝利も、長谷川は沈む

チームは九回に5得点し、引き分けを挟んだ連勝を4に伸ばした。長谷川は生還するチームメートと気丈にハイタッチしたが、表情はこわばっていた。「引きずらないように」「プラス思考に考えて」と自分に言い聞かせ、車で帰ろうとした時、スマホの通知音が鳴った。

届いたLINE

2歳年上の捕手、古賀悠斗からのメッセージだった。「大丈夫? ああいうこともあるよ。いつか笑い話になる。切り替えていこう」。長谷川はその言葉に救われた。「古賀さんはいつも気にかけてくれる。本当に感謝している」と振り返る。

翌日、長谷川は通常通り練習に参加。笑顔も見られ、チームメートからも励ましの声が相次いだ。西口監督も「切り替えが大事。彼ならやってくれる」と信頼を寄せる。

長谷川は「この経験を無駄にしない。次は絶対に同じミスをしない」と誓い、次戦に向けて集中を高めている。

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