大雪で中止のNHKのど自慢、地元商店街がリベンジ大会開催 出場者「機会があり感無量」
中止のNHKのど自慢、商店街がリベンジ大会 出場者「感無量」 (29.03.2026)

大雪で中止のNHKのど自慢、地元商店街が手作りリベンジ大会を開催

鳥取県米子市で、大雪の影響で中止となった「NHKのど自慢」の出場予定者を集めた「リベンジ大会」が、2月27日に米子市公会堂前の特設ステージで開催されました。このイベントは、振り替え公演がなかったことから、地元の有志が心を痛めて企画した代替イベントで、予選会を勝ち抜いた20組のうち13組が参加し、誰かへの思いを込めて歌いきりました。

商店街振興組合が主体となり、独自に企画

大会は、角盤町商店街振興組合(同市)が、毎月末に開催している「地ビールフェスタin米子」の一環として企画されました。歌唱の審査と伴奏には、採点機能付きのカラオケ機器を活用し、SNSなどを通じて予選通過者20組のうち19組を独自に捜し出し、出場を打診していました。

この日は、趣旨に賛同した米子北高吹奏楽部が、「のど自慢」に欠かせない「チャイム」(チューブラーベル)と奏者を提供。参加者は手作りの舞台に立ち、美声を響かせ、「キンコンカンコン……」(合格)などのチャイムの音が響くたびに、観客から温かい拍手が送られました。

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出場者の思い:亡き父に歌を届けたい

出場者の清水柚作さん(20)(同市)は、昨秋に亡くなった父を思い、菅田将暉さんの「虹」を熱唱しました。清水さんは、「父は以前にのど自慢の予選会で落選したことがあり、今回はその父に歌を届けたいと応募していた。こういう機会があり、感無量です」と、うれしそうに語りました。

このリベンジ大会は、大雪による中止という不運を乗り越え、地元コミュニティの結束力を高める機会となりました。参加者たちは、それぞれの思いを胸に、歌を通じて感動を共有し、観客もその熱意に応える形で、温かい拍手を送り続けました。

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