岐阜県森林研究所、ヒノキ苗の生育能力を最大限に引き出すコンテナ栽培改良に成功
ヒノキ苗の生育能力を最大限に引き出すコンテナ栽培改良に成功

岐阜県森林研究所、ヒノキ苗の生育能力を最大限に引き出すコンテナ栽培改良に成功

岐阜県森林研究所は、コンテナと呼ばれる容器で育てたヒノキの「コンテナ苗」の改良により、苗の生育能力を最大限に引き出すことに成功したと発表しました。同県内では全ての苗木生産者がこの技術を採用した苗を使用しており、林業の効率化に大きく貢献しています。

コンテナ苗の導入と従来方式

コンテナ苗は培養土と根が一体化した苗で、2008年から導入が始まりました。従来の方式では、苗畑で1年育てた苗をコンテナ容器に移し、100日分の効果がある肥料を加えて1年間育ててから植林していました。しかし、この方法では生育期間が限られ、成長が十分でないケースも見られました。

改良方式の詳細と成果

研究所では、肥料効果を700日分に延長する方式に改良し、従来方式と比較しました。その結果、樹高や根元直径の成長が優れていることが確認されました。植樹後も肥料効果が持続することが要因で、苗の生育能力を最大限に引き出すことに成功しました。

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県内13調査地で3402本の苗木を調査した結果でも、改良方式の成長量が最も優れていることを確認しました。成長が早いため、夏に行う下刈り作業が従来方式の5回から4回に減り、経費と労力の軽減に役立つことがわかりました。

全国的な展開と今後の展望

この改良方式は林野庁の25年度全国統一課題に採択され、全国16か所の国有林で調査研究が進められています。これにより、ヒノキ苗の生育技術が全国的に普及し、林業の生産性向上が期待されています。

岐阜県森林研究所の取り組みは、持続可能な林業の発展に寄与するものであり、今後も技術改良を続けていく方針です。

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