万博の象徴が公園に移設 ミャクミャク像が再び来場者を歓迎
大阪・関西万博の東西両ゲートで来場者を出迎えた2体のミャクミャク像が、万博記念公園(大阪府吹田市)に移設され、2026年2月21日に除幕セレモニーが盛大に催された。この記念すべき日には、抽選倍率が100倍を超える高い人気の中から選ばれた400人の大阪府民が参加し、愛らしい像との久しぶりの再会を心から喜んだ。
太陽の塔近くに「いらっしゃい」像 平和のバラ園前に「ワクワク」像
万博の東ゲート前でお辞儀のポーズを取っていた「いらっしゃい」像は、1970年大阪万博のシンボルである太陽の塔の近くに新たな居場所を得た。午前11時から始まったセレモニーで除幕されると、集まった参加者から大きな歓声が沸き起こり、会場は一気に熱気に包まれた。
一方、西ゲート前でバンザイの姿勢を見せていた「ワクワク」像は、平和のバラ園の前に設置され、同時に除幕が行われた。この2体の像は約3カ月間公園内に設置された後、大阪府内を巡回する予定となっている。
4万人超の応募殺到 参加枠を拡大して400人に
大阪府によれば、当初セレモニーの参加者は300人に限定されていたが、4万人を超える膨大な応募が寄せられたため、急きょ枠を400人に拡大する措置が取られた。この数字は、ミャクミャク像がどれほど多くの人々に愛されているかを如実に物語っている。
セレモニー終了後には、多くの参加者がミャクミャク像と太陽の塔を一枚の写真に収めようと長蛇の列を作り、記念撮影を楽しむ光景が見られた。像の周りは終始笑顔と活気に満ちあふれていた。
「万博がよみがえってきた」 熱狂的なファンの声
セレモニーに参加した堺市西区の保育士、大西未緒さん(39)は、万博に29回も足を運んだ熱心なファンとして知られる。大西さんはミャクミャクの魅力に深くはまり、「万博がよみがえってきたような感覚です。あの独特の雰囲気をもう一度味わいたいです」と感慨深げに語った。
この言葉は、ミャクミャク像が単なる展示物ではなく、万博の思い出と情感を呼び覚ます存在であることを示している。像の移設は、過去の栄光を現代に蘇らせる試みとして、多くの人々の心を捉えている。
ミャクミャク像の移設は、大阪の歴史と文化を継承する重要な一歩となった。今後も府内を巡回することで、より多くの人々に親しまれ、新たな思い出が刻まれることが期待されている。



