福島空港と韓国・清州を結ぶチャーター便、約13年ぶりに韓国航空会社が運航へ
福島空港と韓国清州結ぶチャーター便、13年ぶり韓国航空会社が運航 (20.02.2026)

福島空港と韓国・清州を結ぶチャーター便、約13年ぶりに韓国航空会社が運航決定

福島県は20日、韓国の航空会社であるエアロK航空が、今年7月と10月に福島空港と韓国・清州(チョンジュ)を結ぶチャーター便を運航することを正式に発表しました。この運航は、韓国の航空会社による福島空港のチャーター便としては、2013年9月以来、実に約13年ぶりの快挙となります。

地道な働きかけと協力により実現した国際線復活

福島県は長年にわたり、定期的に航空会社や旅行代理店に対してチャーター便の運航を積極的に働きかけてきました。その中で、日本地域航空券の販売総代理店であるジャパン・エア・トラベル・マーケティング(東京都)の協力を得ることに成功し、今回の運航実現に至りました。エアロK航空による福島空港への就航は、今回が初めての事例となります。

具体的な旅行商品としては、7月17日から20日まで、および10月9日から12日までの各3泊4日で韓国を訪れるプランが設定されています。旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)が取り扱いを担当し、20日から販売を開始しました。販売される座席数は合計179席で、多くの利用者を見込んでいます。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

震災以降の国際線の状況と県の悲願

福島空港と海外を結ぶ国際線に関しては、1999年度から中国・上海と韓国・ソウルの2路線で定期便が運航されていました。しかし、東日本大震災および東京電力福島第1原発事故の発生後、いずれの路線も休止状態が続いています。県によれば、福島・ソウル間の定期便は、かつて年間3万人以上が利用する人気路線でした。

震災以降の韓国航空会社によるチャーター便としては、2012年度と2013年度にそれぞれ16便が運航された実績があります。一方、国内航空会社による運航では、直近では2017年3月に日本航空が福島空港発の1往復2便を運航した例があります。

福島県空港交流課は、「韓国との国際定期便化は県の悲願です。今回のチャーター便を多くの方に利用していただき、本県への就航が十分な営業成績をクリアできる状況になるよう、地道に実績を積み重ねていきたいと考えています」と述べています。県としては、韓国に対して本県の復興状況を積極的に情報発信するとともに、県民向けに利用促進を図る方針です。

詳細情報と今後の展望

チャーター便の詳細については、HISのウェブサイトで確認することができます。また、HISの郡山営業所(郡山市)やMAXふくしま営業所(福島市)の窓口でも対応しています。なお、韓国発の旅行商品については、現在販売に向けて準備が進められているとのことです。

このチャーター便の運航は、福島県の国際的なつながりを強化する重要な一歩となるでしょう。県は今後も、国際定期便の復活に向けて、さらなる努力を続けていく見込みです。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ